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外国人技能実習制度の活用強化/東急コミュ

 (株)東急コミュニティーは5日、連結子会社の東急ビルメンテナンス(株)で、2020年3月末までに新たに28名の外国人技能実習生を受け入れると発表した。

 同社は17年より、ビルクリーニング事業において外国人技能実習制度を活用してきた。同制度は、民間の企業等が外国人を受け入れ、技能・技術または知識を習得した後、技術等を母国に持ち帰り、母国の産業振興の担い手となる人材の育成に協力することを目的としたもの。現在、ベトナム人・インドネシア人計19名の外国人技能実習生を受け入れている。

 実習生が入国する1~3ヵ月前に同社担当者が現地を訪問。入国後1年後にも現地で家族との面談を実施し、家族の不安等を払拭している。また、採用期ごとに毎月1回の実技研修を行ない、実習先の建物ごとに技能習得のばらつきがないか、習得レベルの確認も行なう。
 同社では同制度を活用することで、業務の安定化、高品質なサービス提供、職場の活性化が実現するとしており、今後も制度活用を強化していく。


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