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大阪・咲州の大規模マンション、12月販売へ

「大阪ベイレジデンス」完成予想図

 近鉄不動産(株)は、東急不動産(株)、(株)サンケイビル、(株)長谷工コーポレーション、アーク不動産(株)と共同で開発を進めてきた大規模分譲マンション「大阪ベイレジデンス」(大阪市住之江区、総戸数330戸)の1期販売を、12月にも開始する。

 同物件は、Osaka Metro中央線「コスモスクエア」駅より徒歩3分に位置。建設地は、「大阪・関西万博」の開催地に隣接する「咲洲/コスモスクエア地区」で、大阪市から取得していたもの。同エリアでの分譲マンション販売は8年ぶり。

 建物は、延床面積約2,864平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階建て。施工は長谷工コーポレーション。竣工は2021年1月、入居開始は同年3月を予定。総戸数330戸のスケールメリットを生かし、キッズルームやパーティルームの他、近隣施設と連携し、(株)海遊館がセレクトした「海に関する書籍」を取り揃えたブックラウンジも設置。地元ホテルとの提携によるケータリングサービスも実施する。

 住戸は、専有面積59~87平方メートル。間取りは2~4LDKで、3LDKが8割を占める。DINKS、プレファミリーのニーズに対応し、食器洗い乾燥機を標準としている。

 第1期の販売戸数は未定。販売価格は2,900万~5,600万円台。最多価格帯は3,700万円台。坪単価は約180万円を予定。今年3月のホームページオープンからの反響数は約800件、8月のモデルルームオープンからの来場者は450組。市内中心部より割安な価格設定や利便性の高さ、エリア8年ぶりのマンション販売ということから、地元の賃貸居住者中心に反響を集めている。反響の主力は30~40歳代のファミリー、プレファミリー。

モデルルーム。利便性の高さと市内中心部より割安な価格設定から、地元賃貸居住者の反響が多い


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