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東京Aグレードビル空室率、5ヵ月連続で1%下回る

 JLLは13日、2019年10月末時点での東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表した。

 対象となるのは、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、1990年以降に竣工したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上。

 空室率は0.6%(前月比0.07ポイント低下)で、前年比では0.4ポイントの低下。5ヵ月連続で低下し、調査を開始した1992年以来の最低水準となった。丸の内・大手町を含むサブマーケットで空室率の低下がみられた。

 1坪当たりの月額賃料は、3万9,697円(同0.4%上昇)。前年比4.9%上昇と上昇ペースは加速した。丸の内・大手町、日本橋、新宿を含むサブマーケットが上昇をけん引した。


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