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兵庫・猪名川にマルチテナント型物流施設

「プロロジスパーク猪名川2」完成予想図

 プロロジスは18日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」(兵庫県川辺郡猪名川町)の開発を発表した。同社が開発を進めている「プロロジス猪名川プロジェクト」における2棟目の物流施設となる。

 「猪名川プロジェクト」は、マルチテナント型物流施設2棟(合計延床面積約35万6,000平方メートル)と約4,000平方メートルの公園、約8,000平方メートルの防災広場等で構成する大規模プロジェクト。先行して計画を進めている「プロロジスパーク猪名川1」は、すでに約70%が賃貸契約を締結済み。

 今回発表した「猪名川2」は、敷地面積約8万5,900平方メートル、延床面積約15万8,000平方メートルの5階建て。開発地から約2kmに、新名神高速道路「川西IC」が開通し、広域配送の拠点として期待できる立地となっている。ワンフロア最大約8,000坪のオペレーションが可能で、大型機器や物流ロボットなども導入しやすい施設とする。

 人材確保の一環として、最上階にはカフェや売店を設け、自転車通勤を想定した500台以上の駐輪場も計画する。

 2020年4月に着工し、21年8月の竣工を予定している。


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