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トランクルームを介して外部倉庫を利用/野村不

「プラウド日暮里テラス」モデルルームのトランクルーム

 野村不動産(株)は6日、開発中の分譲マンション「プラウド日暮里テラス」(東京都荒川区、総戸数65戸)に、マンション内の各住戸専用トランクルームを介して外部倉庫を利用できるサービスを導入すると発表した。

 宅配型トランクルームサービスを提供するデータサイエンスプロフェッショナルズ(株)が提供する「sharekura」サービスを導入。マンションの共用宅配ボックスのみならず、あらかじめ各住戸に設置する専用トランクルームを介して不在時の荷物集荷、受け取りを可能とする。発送や取り出しにかかる手数料は、マンションのスケールメリットを生かした配送フローを用意することで、無料とする。

 預け入れや引き出しの依頼は、専用Webサイト上で行なう。同社から得た専用ボックスに荷物を入れ、トランクルーム等に置くことで、集荷時に判別できるようにしている。なお、荷物預け入れ時にサービス提供者が1点ずつ荷物を撮影し、専用Webページに反映。保管された荷物はスマートフォンやパソコンで管理が可能となり、顧客は写真を確認しながら、荷物の取り出しも選択できる仕組み。

 各住戸の専用トランクルームを介することで、重たい荷物を持ち運びする負担が軽減できるほか、不在時や共用宅配ロッカーが埋まっていた場合にも受け渡しができるというメリットもある。 

 「プラウド日暮里テラス」は、JR山手線「日暮里」駅徒歩8分、JR京浜東北線「日暮里」駅徒歩8分など。地上5階建て、専有面積は62.59~100.28平方メートル。竣工は2021年3月上旬、引き渡しは3月中旬の予定。

サービススキーム図(クリックすると拡大可能)


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