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住みここちトップは「福岡市中央区」/大東建託

 大東建託(株)は18日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<全国版>」結果を発表した。

 「住みここち」は、現在居住している駅について、「親しみやすさ」「交通利便性」「生活利便性」「静かさ・治安」「イメージ」「自然・観光」「行政サービス」「物価・家賃」の8つの分野・全56項目に、「大変満足」「満足」「どちらでもない」「不満」「大変不満」を選択肢として回答を得た。ランキングは、「総合評価」の「全体としての現在の地域の評価」の平均値を集計している。調査期間は、3月26日~4月8日、回答者数は全国(1都1道43県)1,896自治体居住の20歳以上の男女18万4,193名。

 住みここちトップは、「福岡市中央区」(1.07ポイント、偏差値72.2)。「親しみやすさ」「交通利便性」「生活利便性」などの評価が高く、東京や大阪を抑えてトップとなった。以下、「東京都中央区」(同1.06ポイント、同71.6)、「大阪市天王寺区」(同1.05ポイント、同71.3)、「大阪市西区」(同1.03ポイント、同70.6)、「名古屋市昭和区」(同1.02ポイント、同70.4)と続いた。

 生活利便性や交通利便性が高いまち、またはベッドタウンが自治体の上位に。福岡市のベッドタウン「福岡県糟屋郡新宮町」(6位)、名古屋市のベッドタウン「愛知県長久手市」(7位)と、全国的に大都市近郊の開発されているまちの評価が高い傾向にある。また、総合トップ11位までの「親しみやすさ」「交通利便性」「生活利便性」因子は、すべて60以上の高偏差値を獲得。「自然・観光」因子上位は、海岸沿いの地域が多かった。

 属性別では、男性トップは総合12位の「奈良県北葛飾郡王寺町」。女性トップが、総合6位の「福岡県糟屋郡新宮町」。男性と40歳代のランキングでは、総合トップ200圏外の「沖縄県島尻郡南風原町」「京都府嵯峨郡精華町」がランクインしている。


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