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サンフランシスコの大規模開発に参画/三井不

「(仮称)ブラナンスクエア」イメージパース

 三井不動産(株)は16日、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield氏)」を通じて、カリフォルニア州サンフランシスコ市のオフィスビル「(仮称)ブラナンスクエア」の開発事業への参画を発表した。米国西海岸におけるオフィスビル事業は2弾目で、同計画は、西海岸エリアにおける事業としては最大規模となる。

 「(仮称)ブラナンスクエア」は、3棟(第1棟:地上11階建て、第2棟:地上13階建て、第3棟:地上10階建て)からなるオフィスと店舗の一体開発。敷地面積約1万8,000平方メートル、延床面積約11万2,000平方メートル。路面電車T線の新「4th St.& Brannan St.」駅から徒歩3分、カルトレイン「San Francisco」駅から徒歩7分、高速101号・280号・80号線出入口にも近い立地。シリコンバレーへのアクセス性から、テック系企業にニーズが強く、今後の再開発による発展が期待されているSouth of Market地区に位置する。基準階面積は約2,800平方メートル、階高は4m超、採光のとれる広い窓を備える予定。

 第1期(第1棟・第2棟)は着工が2020年秋頃、竣工は22年秋頃の予定。第3期(第3棟)は着工が21年、竣工は23年の予定。


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