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自動運転技術研究のベンチャーに出資/三井不

 三井不動産(株)は5日、先進モビリティ(株)(東京都目黒区、代表取締役:青木啓二氏)への出資を実施したと発表。同社との連携強化を図り、柏の葉キャンパスエリア(千葉県柏市)における次世代型の公共交通システムの導入を進めていく。

 先進モビリティは、東京大学次世代モビリティ研究センター教授兼東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長の須田義大氏が設立したベンチャー企業。大型車両の自動運転のカギとなる位置推定技術(GPS、磁器マーカー)や障害物認知技術(カメラ画像など)といった高い技術を保有し、時速40kmで走行できる自動運転バスの提供を可能にしている。

 三井不動産と先進モビリティは2019年11月より、柏の葉キャンパスエリアにおいて自動運転バスの営業運行実証実験を開始しており、今回の出資により、先進モビリティは、自動運転技術の実装に向け、新たなビジネスモデルの構築を目指す。併せて、柏の葉キャンパスエリアにおいて、循環型自動運転バスの導入と増便によるまちの利便性向上を進めていく。


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