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都心5区オフィスビル空室率、5ヵ月連続低下

 三鬼商事(株)は6日、1月の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は1.53%(前月比0.02ポイント低下)と5ヵ月連続の低下。既存ビルでは一部で解約の動きが出たため、同地区全体の空室面積は小幅な減少にとどまった。

 新築ビルの空室率は3.37%(同1.45ポイント低下)。大規模ビルが満室、高稼働で竣工し、空室率が低下した。既存ビルは1.48%(同0.01ポイント低下)。一部で解約の影響があったが、拡張移転や建て替え予定ビルからの移転があり、空室率はほぼ横ばいとなった。

 1坪当たりの平均賃料は2万2,448円(同242円増)と73ヵ月連続で上昇した。前年同月比では1,438円上昇した。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は1.96%(同0.14ポイント上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。新築ビル1棟が募集面積を残して竣工したこと等が要因。地区全体の空室面積はこの1ヵ月間で約3,400坪増加した。

 1坪当たりの平均賃料は1万1,856円(同62円増)と、37ヵ月連続で上昇した。


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