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シニアが活躍できる環境を整備/住林

 住友林業(株)は7日、今年4月より定年年齢の引き上げや選択型定年制度の導入等を通じて、シニア人材がより活躍できる体制を整えると発表した。

 ベテラン社員が有する知識・スキル・ノウハウの活用や、後進の育成、優秀な人材の流出防止に向けた取り組み。定年年齢を満60歳年度末から満65歳年度末に引き上げ。さらに、健康状態や家族の状況など個々のライフプランに合わせ、定年時期の前倒し等を選択できる「選択型定年制度」も導入する。

 同制度により前倒しにした後も、再雇用社員(有期雇用社員)として勤務が可能。勤務地や自分に合う勤務時間等を選び、フレキシブルな働き方ができるようにした。

 また、2018年4月から導入していた「シニア人材バンクセンター制度」の雇用上限年齢も撤廃する。従来は、勤務継続の希望を会社に認められた社員が70歳まで勤務を継続できる制度であったが、今後は年齢上限なく働き続けることができる。


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