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丸紅アークログと業務提携/長谷工コーポ

Arch-Logオブジェクト検索画面(提供:丸紅アークログ(株))

 (株)長谷工コーポレーションは14日、丸紅アークログ(株)(東京都港区、代表取締役社長:三川 亮氏)との業務提携を発表した。

 丸紅アークログは、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)オブジェクト(柱・壁・床などの建築部品、照明機器、家具など、BIMモデルを構築する部品)の総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」を運営する会社。今回の提携は、BIMオブジェクトの拡充とプラットフォーム活用が目的。

 長谷工では、「長谷工版BIM」の水平展開と関連技術の開発を進めているが、BIMが設計・施工者だけでなく、建材・什器メーカーなどでも利活用され、増大するBIMオブジェクトを集約、管理するプラットフォームの構築が課題となっていた。

 「Arch-LOG」には、一般的な建築部材、建材メーカーが作成しているオブジェクトや各素材のカタログデータの他、衛生陶器や厨房機器、医療機器などのデータも同一のプラットフォームに格納されている。「Arch-LOG」を活用することで、多種多様なオブジェクトの検索やBIMに取り込む手間、素材選択からサンプル依頼、色彩などを確認するためのマテリアルボードの作成に至るまで省力化を図ることができる。また、高精細なレンダリング機能(形状・色・質感など、3Dモデルの情報をリアルに表現する機能)を活用することで、関係者間の意思決定の迅速化を図ることが可能となる。

 同社では、こうしたメリットを最大限活用していくため、設計部門全体で「Arch-LOG」の利用を促進。BIMオブジェクトの拡充を図るとともに、デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものに変革する「デジタルトランスフォーメーション」への取り組みの一環としてBIM活用を推進していく。


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