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民泊、海外宿泊者は東アジアが49%

 観光庁は11日、住宅宿泊事業の宿泊実績について発表した。期間は2019年12月1日~20年1月31日。届出住宅数(1月31日時点)は2万1,209。報告件数は1万8,112、報告率85.4%(3月5日時点)。

 全国における宿泊日数の合計は26万3,179日となり、前回(10・11月分)との対比で10.3%減、届出住宅当たりでは14.5日。都道府県別では、東京都(11万4,020日)が最多で、次いで北海道(4万7,177日)、大阪府(2万7,423日)の順となった。

 全国における宿泊者数の合計は30万4,620人(前回調査比3.2%減)で、届出住宅当たりでは16.8人に。都道府県別では、東京都(10万5,794人)が最も多く、次いで北海道(5万4,593人)、大阪府(2万7,737人)となった。届出住宅当たりの宿泊者数では、最多は岐阜県の38.4人。以下、愛知県(35.9人)、新潟県(29.9人)。

 宿泊者の国籍については、日本国内に住所を有する者が9万5,040人(前回比3.9%減)、海外からの宿泊者は20万9,580人(同2.9%減)と微減した。海外からの宿泊者数を国籍別でみると、1位中国(5万8,848人、28.1%)、2位アメリカ(1万8,297人、8.7%)、3位台湾(1万5,648人、7.5%)となった。

 地域別でみると、東アジアが最も多く全体の49.0%を占めた。次いで、東南アジア24.5%、北米10.0%が続いた。


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