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住林とNTTUD、共同でテキサス州に賃貸住宅

「Novel Turtle Creek」イメージ

 住友林業(株)とNTT都市開発(株)は16日、共同で米国テキサス州ダラスにおいて、高層の高級賃貸住宅「Novel Turtle Creek」の開発プロジェクトに着手すると発表した。

 開発地はダラスの高級住宅地オークローンの中心に位置し、近隣は高級ショッピングモールやスーパーマーケット、レストランがある生活利便性の高いエリア。徒歩圏に複数の公園があるなど住環境が良好で、主要幹線道路や高速道路の出入り口も近く、郊外へのアクセスにも優れる。

 建物面積は約2万4,437平方メートル。鉄筋コンクリート造地上20階建てで、総戸数は206戸(1Bed・112戸、2Bed・82戸、ペントハウス12戸)。周辺の高級住宅地との融和を重視した上質な内外装や豊かな植栽を特徴とする。また、24時間対応のコンシェルジュサービスやペット関連設備、プールやキッチンを備えたアウトドアデッキ、フィットネスセンターなどを設ける。

 同プロジェクトは、住友林業の100%子会社の不動産開発会社Crescent Communities,LLC(ノースカロライナ州シャーロット市)と、NTT都市開発の米国法人UD USA Inc.による共同出資会社(SPC)を通じて実施。SPCへの出資比率はCrescent社51%:UD USA社49%で、Crescent社が住友林業グループ以外の日本企業をパートナーとするのは初。

 総投資額は約125億円で、2022年5月の竣工を目指す。


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