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2月のレインズ、成約報告が10ヵ月ぶりに増加

 (公財)不動産流通推進センターは23日、2020年2月における全国の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は39万5,281件(前月比3.2%減)で、再び減少に転じた。成約報告件数は6万1,859件(前年同月比1.2%増)となり、10ヵ月ぶりに増加に転じた。前月比では33.1%増加した。

 物件別にみると、売り物件の新規登録件数は13万8,699件(前月比2.7%減)で再びマイナス。成約報告件数は1万6,962件(前年同月比4.8%増)となり、5ヵ月ぶりに増加した。総登録件数は38万7,628件(同7.7%増)で、34ヵ月連続の増加だった。

 賃貸物件の新規登録件数は25万6,582件(前月比3.4%減)となり、再び減少に転じた。成約報告件数は4万4,897件(前年同月比0.1%減)となり12ヵ月連続の減少。総登録件数は37万1,604件(同17.8%減)、58ヵ月連続減少となった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が9万5,615件(前月比0.7%減)。そのうち専属専任媒介は1万5,885件(同0.7%増)、専任媒介が4万4,495件(同0.1%増)、一般媒介が3万5,235件(同2.3%減)だった。

 成約報告件数のうち、媒介契約は1万3,766件(前年同月比3.2%増)。内訳は専属専任媒介が3,428件(同14.8%減)、専任媒介が8,173件(同10.7%増)、一般媒介が2,165件(同11.7%増)となった。


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