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マンション賃料指数、全エリア100超を維持

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は23日、2019年第4四半期(19年10~12月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。なお、指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」が大幅に上昇。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区は113.42(前期比+0.67)と上昇。東京都下102.04(同+1.72)、横浜・川崎市104.04(同-0.18)、千葉西部104.56(同+1.28)、埼玉東南部103.82(同+0.86)となり、全エリアで100超の水準を維持した。

 地方都市については、札幌市114.82(同-0.31)、仙台市116.61(同-0.00)、京都市112.73(同-0.38)、大阪広域103.49(同-0.33)、福岡市108.96(同+0.39)が横ばい。名古屋市102.36(同+1.36)、大阪市120.32(同+1.58)は、いずれも上昇した。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が111.02(同+0.22)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が115.19(同+0.72)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が111.48(同+3.04)と、いずれも上昇した。


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