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規格型賃貸「RAD HUS」竣工物件を公開/スウェーデンハウス

「RAD HUS」竣工4棟目の物件

 スウェーデンハウス(株)は26日、規格型賃貸住宅ブランド「RAD HUS(ラド・ヒュース)」の竣工内覧会を開催した。

 同ブランドは2018年4月より展開。同社では従来、注文住宅と同等の仕様で賃貸住宅を手掛けてきたが、需要の高まりを受け、高気密・高断熱性能を保持しながら、より低コストで建築できる規格型賃貸商品を開発した。ユニット型の間取りや広く普及している2×6工法を採用し、窓の木製サッシをアルミ樹脂複合サッシに変更することで、設計コストや施工の手間を低減し、坪単価で約20万円のコストダウンを図っている。

 現代的な北欧のデザインを採り入れた「MODERNA(モダーナ)」と伝統的建築をモチーフとした「KLASSISK(クラシーク)」の2ラインを用意。間取りプランは、メゾネットタイプ16プラン(1LDK・2LDK)、重ね建てタイプ4プラン(1R・1K・1LDK)を設定した。インテリアは、「暮らしをスタイリッシュに楽しむシンプルモダン」と、「安らぎの中にこだわりが感じられるナチュラルテイスト」の2タイプから住戸ごとに選ぶことができる。

 同ブランドの現時点での成約状況は、「MODERNA」を中心に15棟。今回公開したのは4棟目の竣工物件で、物件名は「ロイヤルシティ新座」(埼玉県新座市)。敷地面積295.38平方メートル、延床面積201.50平方メートル。ファミリー層をターゲットにした2LDK(65.76平方メートル/戸)のメゾネットタイプが3戸で、建築費は坪約80万円(本体のみ)。賃料は相場より1万円弱上乗せした約13万円で、3戸ともすでに成約済みとなっている。

ナチュラルテイストの内装を採用
伝統的建築をモチーフとした「KLASSISK」外観デザインイメージ


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