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不動産事業は増収減益/相鉄HD20年3月期

 相鉄ホールディングス(株)は27日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)の営業収益は2,651億円(前期比1.8%増)、営業利益264億2,300万円(同16.4%減)、経常利益は239億300万円(同19.2%減)、当期純利益146億3,100万円(同20.2%減)。

 不動産分譲事業は、「グレーシアタワーズ海老名」(神奈川県海老名市)等の集合住宅や、「グレーシアライフ横濱西谷」(横浜市保土ケ谷区)等の戸建住宅を中心に358戸(同44戸減)を分譲。不動産賃貸事業では、「相鉄南幸第12ビル」(横浜市西区)を取得したほか、商業施設「相鉄大和南ビル」(神奈川県大和市)をオープンし、事業基盤の拡充に努めた。これらの結果不動産業全体の営業収益は717億9,700万円(同3.0%増)、営業利益161億6,300万円(同1.4%減)となった。

 なお、21年3月期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響で、不確定要素が多く算出が困難な状況であるため、未定とした。


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