大和ハウス工業（株）は14日、佐賀県鳥栖市と「轟木工業団地への進出に関する協定」と「環境保全協定」を締結した。
鳥栖市では、企業立地の促進と産業振興・雇用機会拡大を図るため、進出企業と協定を締結した上で企業活動をサポートしている。今回、同社が市内の工業団地で物流施設を開発するにあたり、地域活性化と周辺環境への配慮を目的として協定を結んだ。
協定に基づき、同社は15日にマルチテナント型物流施設「（仮称）DPL鳥栖」を着工する。同施設が建設される轟木工業団地は、九州自動車道「鳥栖IC」から約4kmと近く、九州全域をカバーできる物流適地。福岡空港や九州佐賀国際空港、博多港にも車で1時間圏内と陸路だけでなく空路・海路輸送にも適しているほか、JR貨物の駅にも近く、鉄道輸送にも対応しやすい。
敷地面積は4万6,779.11平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造鉄骨造地上２階建て、延床面積は5万418.06平方メートル、賃貸面積は4万7,788.36平方メートル。2021年4月30日の竣工を予定。