不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

分譲マンション賃料、首都圏は堅調推移

 (株)東京カンテイは14日、2020年4月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は3,053円(前月比0.1%上昇)と小幅ながら3ヵ月連続の上昇。都県別にみると、東京都は3,666円(同0.1%低下)、神奈川県は2,313円(同1.1%上昇)、埼玉県1,748円(同0.1%上昇)、千葉県1,639円(同2.1%低下)となった。神奈川県は築浅の事例が増加、一方で千葉県では減少したことが数値に表れた。おおむねのトレンド自体は堅調に推移している。

 近畿圏は1,966円(同3.1%上昇)と3ヵ月連続の上昇。大阪府は2,214円(同3.0%上昇)、兵庫県は1,682円(同0.2%上昇)となった。

 中部圏は1,743円(同0.7%低下)。主要エリアの愛知県は1,784円(同0.8%低下)と共に下落したが、平均築年数が当月と同等だった19年11月に比べると30円以上上回った。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら