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19年度の東京都住宅着工、2年ぶりに減少

 東京都は13日、2019年度の新設住宅着工を発表。同時に、2020年3月の新設住宅着工も公表した。

 19年度の新設住宅着工戸数は13万5,619戸(前年度比8.6%減)となり、2年ぶりの減少。

 利用関係別では、持家は1万5,748戸(同2.3%減)、貸家は6万4,352戸(同11.7%減)、分譲住宅は5万4,413戸(同6.7%減)。分譲住宅のうち、マンションは3万4,833戸(同8.0%減)、一戸建ては1万9,097戸(同3.8%減)となった。いずれも2年ぶりの減少だった。

 地域別では、都心3区が8,178戸(同13.8%減)、都心10区は3万7,633戸(同4.8%減)、区部全体では10万8,703戸(同5.2%減)、市部は2万6,468戸(同20.8%減)と、いずれも2年ぶりに減少に転じた。

 20年3月の新設住宅着工戸数は1万2,358戸(前年同月比19.2%減)で2ヵ月連続の減少。

 利用関係別では、持家が1,386戸(同2.9%増)で3ヵ月ぶりに増加。貸家は5,735戸(同6.3%減)で2ヵ月連続の増加。分譲住宅は5,052戸(同35.2%減)で2ヵ月ぶりに減少した。分譲住宅のうち、マンションは3,393戸(同45.1%減)、一戸建ては1,590戸(同1.6%増)。一戸建ては8ヵ月ぶりの増加だった。

 地域別では、都心3区が804戸(同76.9%減)、都心10区が3,491戸(同46.3%減)、区部全体9,941戸(同19.0%減)、市部は2,398戸(同19.8%減)。


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