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分配金は1万610円/JRE20年3月期

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は15日、2020年3月期決算を発表した。

 当期(19年10月1日~20年3月31日)の営業収益は359億9,600万円(前期比2.4%増)、営業利益173億5,400万円(同5.2%増)、経常利益163億2,600万円(同6.1%増)、当期純利益157億5,500万円(同5.4%増)、1口当たり分配金1万610円(同413円増)となった。

 19年12月20日に「川崎砂子ビルディング」(川崎市川崎区)の信託受益権を譲渡したほか、20年3月24日には「大手町パークビルディング」(東京都千代田区)の信託受益権を取得するなど、物件の取得・売却を実施。期末時点の保有運用資産は、オフィスビル73物件、取得価格総額1兆532億7,400万円、総賃貸可能面積86万4,014平方メートル。稼働率は99.7%、テナント総数は1,515となった。

 コロナウイルス感染拡大による混乱は、20年9月までに収束すると考える一方、オフィス賃貸事情への影響は継続するとし、次期業績予想を一部修正した。営業収益350億1,000万円(前回業 績予測比:4億3,000万円減)、営業利益163億1,000 万円(同:1億円増)、経常利益153億3,000万円(同:9,000万円増)、当期純利益153億2,000万円(同:9,000万円増)、1口当たり分配金1万800円(同:50円増)を見込む。


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