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1口当たり分配金は2,028円/DLI

 大和証券リビング投資法人(DLI)(旧・日本賃貸住宅投資法人(JRH))は20日、2020年3月期決算を発表した。日本ヘルスケア投資法人(NHI)の吸収合併により、20年4月1日付で商号をJRHからDLIに変更している。今回の業績は合併前のもの。

 当期(19年10月1日~20年3月31日)は、営業収益82億6,200万円(前期比2.3%減)、営業利益37億6,200万円(同1.9%減)、経常利益32億5,900万円(同3.1%減)、当期純利益32億5,800万円(同3.1%減)。1口当たり分配金は2,028円(同12円減)だった。

 新規物件の取得による外部成長、オペレーション全般の継続強化、資金調達の強化、サステナビリティに関する取り組みに努めた。当期は、賃貸マンション「グランカーサ本駒込」(東京都文京区)を15億円で取得。同物件は、当期の収益に一部寄与するとともに、来期以降の収益拡大に寄与する予定。期末のポートフォリオは193物件、取得価格総額は2,278億7,800万円。

 次期は、営業収益114億5,000万円、営業利益47億7,400万円、経常利益48億3,300万円、当期純利益59億3,600万円、1口当たり分配金2,150円を見込む。


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