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4月の建設総合総計、出来高は微減

 国土交通省は17日、2020年4月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は、3兆8,773億円(前年同月比0.2%減)となった。

 民間の出来高総計は、2兆3,807億円(同4.2%減)。内訳は、建築が1兆9,717億円(同6.0%減)、そのうち居住用が1兆1,801億円(同5.5%減)、非居住用が7,917億円(同6.6%減)。土木が4,089億円(同5.2%増)だった。

 公共の出来高総計は、1兆4,926億円(同7.0%増)。内訳は、建築が3,410億円(同10.4%増)、そのうち居住用が452億円(同12.5%増)、非居住用が2,958億円(同10.1%増)。土木が1兆1,516億円(同6.0%増)となった。

 地域別の出来高は、北海道1,671億円(同6.3%増)、東北3,832億円(同5.2%減)、関東1兆3,995億円(同2.4%減)、北陸1,958億円(同4.4%増)、中部4,583億円(同2.2%増)、近畿5,172億円(同3.3%増)、中国2,136億円(同3.8%減)、四国1,137億円(同14.9%増)、九州・沖縄4,249億円(同0.8%減)。


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