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イタンジ、内見時の電気契約関連業務を効率化

 イタンジ(株)は25日、東京電力グループの(株)PinT(ピント)と提携し、賃貸物件の内見時の電気契約切り替えの自動化を開始すると発表した。

 スマートメーターの普及が加速したことで、電力会社が遠隔で通電操作ができるようになったが、賃貸物件では退去後の電力会社との契約が終わった時点で通電が停止されるものの、ルームクリーニングや内見のために賃貸管理会社が逐一個別の電力契約を結ぶ必要があった。請求書も物件ごとに紙で送られてくるため、賃貸管理会社の業務負担が重くなっていた。

 そこで、イタンジは不動産リーシング業務のワンストッププラットフォーム「ITANDI BB」と、PinTの賃貸管理会社向け業務効率化サービス「PinT with 賃貸」とを連携。賃貸管理会社がITANDI BB上で内見日を入力するだけで、電気を利用できるようにする。

 新規入居の決定後、賃貸管理会社との電気契約の解約手続きも含めて、電話での契約申し込みが不要になる。また、全物件分をまとめた請求書が発行されるため、業務効率化も図れる。

 7月から、賃貸管理会社2社で運用を開始する予定。


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