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プロロジス、「都市型物流施設」を展開

「プロロジスアーバン東京品川1」外観

 プロロジスは1日、新たに都市型物流施設「プロロジスアーバン」の提供を開始すると発表した。

 同社は、Eコマースの急速な拡大を踏まえ需要が高まっている都市型の物流拠点を「LastTouch」と名付け、ロンドンやニューヨーク等で「プロロジスアーバン」のブランドで展開している。日本国内では、これまで主要消費地に近接した地域に先進物流施設「プロロジスパーク」を100棟開発してきたが、Eコマースの伸長により消費者へのラストワンマイル圏での物流施設需要が高まるとみて、新ブランドの提供を開始する。

 初弾となる「プロロジスアーバン東京品川1」(東京都品川区)は、りんかい線「品川シーサイド」駅徒歩5分に立地。SRC造、地上6階地下1階建て、延床面積約2万8,100平方メートル。6月に竣工し、すでに賃貸面積5,400平方メートルの約8割が契約済みで、7月から稼働を開始している。

 また現在、「プロロジスアーバン東京足立1」と「プロロジスアーバン東京足立2」(いずれも東京都足立区)の開発を進めており、前者は20年11月、後者は21年に竣工予定。圏央道周辺など都市近郊の大型物流施設と、都市部の物流施設をネットワーク化して利用するニーズも広がるとみて、今後は「プロロジスパーク」に加えて「プロロジスアーバン」の開発を加速させる方針。


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