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多様なワークスペース提案する新商品/ミサワ

「PRIME SMART」イメージ

 ミサワホーム(株)は9日、ニューノーマルな暮らしに対応する住宅商品「PRIME SMART(プライム スマート)」を発売した。

 在宅時間が増加傾向にあることを受け、快適な空間を提案するため、約3mの天井高と入サッシをリビングの標準仕様に。また、在宅業務を行なう際には生活音や家族の声などオフィスと異なる刺激があることから、「不快な刺激を取り除く」、「快適な刺激を取り入れる」、「刺激を受け止めて調節する」という3つの視点に立ち、ワークスタイルを提案。集中して業務を行ないたいときに活用できる「ミニラボ」や家族共用のワークコーナー、子供の成長に合わせて学びの空間を変えられるホームコモンズ設計などを取り入れる。

 また、感染症、自然災害等に対応するレジリエンス性も強化。平常時の「備える」、災害時の「守る」、災害後の「支える」の3つの防災・減災デザインを行なう「MISAWA-LCP」を導入し、大型の備蓄空間「蔵」、モノコック構造・制振装置「MGEO」、太陽光発電システム、蓄電池、飲料水貯留システム等を提案する。
 感染症に関しては、ウイルスの飛散を防止するため、帰宅後すぐに手洗いできる動線を確保。非接触で荷物が受け取れる宅配ボックス内蔵玄関ドアや、抗ウイルス性の建材・内装をラインアップし、衛生面に配慮する。

 木質パネル接着工法、自由設計。販売エリアは全国(北海道・沖縄県を除く)。本体参考価格は37坪のモデルプランで約2,520万円(税込み)。販売目標は、2020年度で300棟。


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