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売買代金のキャッシュレス化、首都圏全店舗へ

 東急リバブル(株)は、「リバブル キャッシュレスサービス」の提供店舗を、20日から首都圏全店舗に拡大した。

 (株)エスクロー・エージェント・ジャパンと業務提携し、個人間の不動産取引における売買代金等の授受および諸費用等の支払いを、信託口座を利用してすべて振り込みで行なうサービス。顧客の現金保管や持ち運びによるリスク・手間、心理的負担を解消すると共に、金融機関の営業時間内に関係者が集合して行なう長時間の残代金決済手続きを関係者の立ち合いなしで完結できるのが特長。

 1月から首都圏32店舗で導入し、203組の顧客が同サービスを利用。「決済時に会社を休む必要がなく便利」、「多額の現金の持ち運びがないのは助かる」といった声が寄せられたほか、遠方居住者やコロナ禍で外出や対面を懸念していた人からも好評を得たことから、新たな不動産売買契約の流れとして定着させることを目的に、実施店舗を順次拡大することにした。

 20日からは首都圏の125店舗、および中部エリア8店舗で実施。8月からは関西圏の38店舗全店へ拡大し、11月には、全国・全店舗で展開する計画。


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