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増収増益/野村不HD21年3月期1Q

 野村不動産ホールディングス(株)は29日、2021年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~6月30日)は、売上高1,364億8,600万円(前年同期比21.4%増)、営業利益179億円(同196.1%増)、営業利益に持分法投資損益と企業買収に伴い発生する無形固定資産の売却費を足した事業利益は181億700万円(同186.9%増)、経常利益154億1,700万円(同282.7%増)、当期純利益88億3,300万円(同196.9%増)となった。

 住宅部門は、住宅分譲事業で計上戸数が増加し、売上高552億8,600万円(同282.2%増)、事業利益41億8,800万円(前年同期:事業損失45億7,300万円)。通期の計上予定売上高に対する当期末における契約進捗率は63.0%、契約済み未計上残高は2,260戸(同1,527戸減)。
 都市開発部門は、物件売却収入が減少したこと等が影響し、売上高は528億7,200万円(同26.0%減)に。一方、収益不動産事業で売却利益が増加し、事業利益は103億6,200万円(27.2%増)の増益に。
 仲介・CRE部門は、売買仲介におけるホールセールの取扱高増加が寄与、売上高85億7,500万円(同9.2%増)、事業利益16億2,700万円(同192.4%増)。

 なお通期は、売上高6,000億円、営業利益610億円、事業利益600億円、経常利益490億円、当期純利益310億円を見込む。


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