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分譲マンション賃料、三大都市圏でやや弱含み

 (株)東京カンテイは17日、2020年7月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は3,101円(前月比0.2%低下)とわずかに弱含んだ。低下したのは20年1月以来6ヵ月ぶり。都県別にみると、東京都3,681円(同1円上昇)、神奈川県2,299円(同0.8%低下)、埼玉県1,711円(同2.1%低下)、千葉県1,679円(同4.5%上昇)。千葉県は習志野市や柏市で新築・築浅のタワーマンションから多くの高額賃貸事例が発生したことから、平均賃料を引き上げた。

 近畿圏は1,972円(同0.5%低下)と小幅な低下となった。大阪府は2,199円(同0.9%低下)、兵庫県は1,707円(同0.4%上昇)だった。

 中部圏は1,754円(同0.7%低下)。愛知県では1,799円(同0.7%低下)とやや弱含んだ。


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