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7月のレインズ、成約報告が5ヵ月ぶりのプラス

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2020年7月の全国の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は38万8,036件(前年同月比0.4%増)と2ヵ月連続のプラス。成約報告件数は4万6,663件(同0.3%増)と5ヵ月ぶりにプラスに転じた。総登録件数は81万9,851件(同2.7%増)と3ヵ月連続のプラス。

 物件別では、売り物件の新規登録件数は13万829件(同7.5%減)と4ヵ月連続でマイナスに。成約報告件数は1万6,311件(同0.4%増)と5ヵ月ぶりにプラスとなった。総登録件数は36万9,155件(同0.3%減)と、39ヵ月ぶりのマイナス。

 賃貸物件の新規登録件数は25万7,207件(同5.1%増)と3ヵ月連続のプラス。成約報告件数は3万352件(同0.3%増)と17ヵ月ぶりにプラスに転じた。総登録件数は45万696件(同5.4%増)と2ヵ月連続のプラス。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約は9万147件(同8.4%減)。このうち専属専任媒介が1万4,263件(同18.8%減)、専任媒介4万917件(同9.0%減)、一般媒介3万4,967件(同2.6%減)。

 なお売主物件は新規登録が3万8,907件(同5.2%減)、成約報告が3,082件(同16.2%増)だった。


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