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店舗入れ替え期間をアーティスト展示に/三菱地所

 三菱地所(株)は21日、「有楽町エリア再構築」に向けた先導プロジェクト「Micro STARs Dev.」の一環で、アートプロジェクト「ソノアイダ#有楽町」を開始した。

 同社は、2020年以降の大手町・丸の内・有楽町におけるまちづくりの指針を示す「丸の内 NEXT ステージ」にて、有楽町再構築の大きな柱の一つとして「文化・芸術」を掲示。これまでに交流と発信の場「有楽町『micro FOOD&IDEA market』」、個人単位のアイディアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」の開設など、さまざまな取り組みを支援・促進してきた。

 今回の企画では、アーティストの藤元 明氏のディレクションのもと、空き物件や名もなき場所を"空間メディア"として活用するアートプロジェクト「ソノアイダ」と共に、エリアの可能性を探る取り組みとして「ソノアイダ#有楽町」を展開する。「ソノアイダ」は、大小さまざまな空間的・時間的すき間=”その間”を見出し、アーティストたちの展示の場等に活用する取り組みをしている。

 第1弾として、丸の内仲通りに面する国際ビルヂングの一角で、店舗入れ替え期間を"その間"として利用し、2つの展示を実施する。前半(8月21日~9月6日)は、藤元氏が手掛けるアートプロジェクト「2021」とファッションブランド「ANREALAGE」とのコラボレーション・ポップアップ展示を、後半(9月11日~10月4日)は、アートの廃材を回収・販売するアートプロジェクト「副産物産店」の期間限定"有楽町支店"が登場する。


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