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積水化学、環境長期ビジョンの新中計を策定

 積水化学工業(株)は、2019年に策定した、環境長期ビジョン「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」に基づく20~22年度のおける新環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate II」を策定。取り組みを開始した。

 「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」は、50年に“生物多様性が保全された地球”を実現することを目指し、製品や事業といった企業活動を通して、さまざまな自然環境および社会環境の解決を図っていくもの。(1)サステナビリティ貢献製品の市場拡大と創出、(2)環境負荷の低減、(3)環境の保全を重点施策としている。

 新中計では、06年より推進してきた、自然環境および社会環境課題解決の貢献度を高め、普及促進を図るための制度である「環境貢献製品」制度を、20年度より「サステナビリティ貢献製品」制度へと進化させ、課題解決の持続可能性を向上させていく、とした。また気候変動への取り組みとして、50年に企業活動における温室効果ガス排出量をゼロにする長期目標を設定、逆算し30年には購入電力を100%再生可能エネルギーに転換することを目指す。その他、資源枯渇や水リスク課題に対しても目標を設定した。


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