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感染症対策踏まえ帰宅困難者受け入れ訓練/森ビル

受け入れ対応にあたる社員はフェイスシールド、防護服、ゴム手袋等を着用

 森ビル(株)は1日、「六本木ヒルズ」(東京都港区)で、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた帰宅困難者受け入れ訓練を実施。感染拡大防止の観点から今回の訓練では対象者を大幅に絞り、同社社員約70名が参加した。

 訓練では、受け入れ対応にあたる社員がフェイスシールド、防護服、ゴム手袋等を着用。受け入れ時の対策として、検温や問診表の記入を依頼し、受け入れ場所では、帰宅困難者同士のフィジカルディスタンスが保たれるよう、床を養生テープで区切るなど一連の流れを確認した。

 同社災害対策室事務局事務局長の細田 隆氏は、「コロナ禍にあっても自然災害はいつ起こるか分かりません。今回は、“逃げ出す街から逃げ込める街へ”を標榜する当社にとって喫緊の課題だった、新しい生活様式における帰宅困難者受け入れ態勢の整理・確認を目的に訓練を実施しました。これからも必要な対策や課題の洗い出しを継続して行ない、自然災害への対策を強化していきたい」などとコメントした。

受け入れ時に検温し、問診表の記入を依頼


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