大和ハウス工業（株）と西日本鉄道（株）は、米国テキサス州ヒューストンにおいて進めている、超高層賃貸住宅開発事業「Block 98 Project（ブロック ナインティエイト プロジェクト）」（総戸数307戸）の概要を決定した。
大和ハウス工業の米国現地法人Daiwa House Texas, Inc.と西日本鉄道の米国現地法人NNR Realty Investments USA, Inc.、米国大手不動産会社Trammell Crow Company, LLCの子会社であるHigh Street Residentialなどが2019年11月25日に設立した「Block 98 Houston LLC」を通じて行なうプロジェクト。総事業費は約150億円。
敷地面積1,860平方メートル、延床面積6万6,084平方メートル、鉄筋コンクリート造地上43階建て。ライトレール「Convention District（コンベンション・ディストリクト）」駅から徒歩2分。近隣には大型公園や大型ショッピングモールがあるなど、利便性が高い立地。
共用部には、入居者専用の会議室、コワーキングスペース、クラブルーム、屋外でバーベキュー等が楽しめる屋外テラス、最上階の43階には屋外プールを設置する。
間取りは、スタジオタイプから1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームのほか、メゾネットタイプ等の特別仕様のペントハウスの5種類26パターンを用意する。専有面積は56～320平方メートル。賃料は20万～160万円台。
竣工は2023年4月を予定。入居は22年6月から完成住戸において順次行なっていく方針。