東京都八王子市、（一財）住宅生産振興財団、日本工学院八王子専門学校、（株）ミサワホーム総合研究所は、「まちづくり連携に関する協定」を8月27日に締結した。
4者が事業に携わり、2020年3月にまちびらきした、八王子市みなみ野地区の分譲住宅地「八王子みなみ野シティ結びのまち」（全114区画）では、住民専用農園を設置したほか、ライブラリー付きのコミュニティ拠点には「すまい・コミュニティマネージャー」を随時常駐させ、学生ボランティア等と連携しマルシェやワークショップを開催するなど、持続的に多世代が住み続けられるまちづくりを推進している。
今回の協定締結により、同住宅地の形成や運営を通して得られた、住宅市街地の形成や地域マネジメントの手法についての知見を、八王子市の既成住宅市街地の再整備に役立て、まちの再生および魅力の創出を推進していく。
20～22年度は、既存住宅地の状況把握や市場分析、地域の魅力を生かしたまちづくりの研究、持続可能な住宅市街地づくりに向けた施策研究を進める方針。