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金沢の複合施設がLEED認証を取得

「クロスゲート金沢」外観

 オリックス(株)は7日、8月1日に開業した複合施設「クロスゲート金沢」(石川県金沢市)が、米国の環境性能評価システム「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」の2部門で認証を取得したと発表した。

 LEED認証は、1998年に米国グリーンビルディング協会が開発、米国グリーンビジネス認証法人が運用する、国際的に認知度の高い環境評価システム。環境配慮型の建物や敷地利用を評価対象とし、環境性能をさまざまな視点で評価する。
 「クロスゲート金沢」は、施設全体で「LEED ND(近隣開発)」、施設の中核である2つのホテルで「LEED NC(現・BD+C、建築設計および建設)」のシルバー認証を取得した。フルサービスホテルでLEED認証を得るのは日本初。開放的な外観デザイン等による街路空間のにぎわい創出、屋上庭園などのオープンスペースの確保、内装仕上げに低揮発性の塗料・接着剤を採用し安全性に配慮した点などが評価された。


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