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新「東京都LCP住宅」制度、登録受付を開始

 東京都はこのほど、新たな「東京都LCP住宅」の登録受付を開始した。

 「東京都LCP住宅」とは、停電時でも水の供給やエレベーターの運転に必要な最小限の電源の確保(ハード対策)や、防災マニュアルを策定し、居住者共同でさまざまな防災活動を行なう取り組み(ソフト対策)によって、自宅での生活を継続しやすいようにした集合住宅(マンション等)のこと。
 6月の改正では、停電時に電力を供給する設備の種類を拡大し、自家発電設備や太陽光発電システム、蓄電池なども新たに対象に追加。また、防災活動として、飲料水・食料の備蓄、防災訓練の実施、連絡体制の整備なども加えた。登録住宅は、ハード・ソフト対策それぞれで、防災対応力を3段階で表示する。

 対象建築物は、耐震性を有し、(1)(2)両方または片方を満たす集合住宅(マンション)。申請方法や提出先は、都のホームページを参照。


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