不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住生活月間、中央イベントはWebで実施

 国土交通省は、10月1日から31日の期間を2020年度「住生活月間」と定め、各種イベントを開催する。

 国民の住意識の向上を図り、豊かな住生活を実現するため、全国各地で官民協力のもと、総合的な啓発活動を行なうもので、毎年10月に実施している。今年度は、新型コロナ感染症対策の観点から、1ヵ所に大勢の人が集まる事業は中止。住生活月間中央イベント事業として、ホームページ「住宅・すまいWeb」を通じて住情報を発信するほか、第16回「家やまちの絵本コンクール」の公募を通じ、住教育の啓発事業を行なうこととした。

 「住宅・すまいWeb」による情報発信では、「高齢社会とすまい・まち」(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授・小泉秀樹氏)や「まちなみとすまい」(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授・浅見泰司氏)、「環境とすまい・まち」(東京都市大学名誉教授・岩村和夫氏)等をテーマとした立体シンポジウムを実施する。

 10月19日には、住生活月間フォーラム「コロナ禍による住まい方・働き方の変容~可逆・不可逆・着地点を考える~」を開催。池本洋一氏((株)リクルート住まいカンパニー SUUMO編集長)による基調講演や有識者によるパネルディスカッションを実施する。会場は、国土交通省10階共用会議室(東京都千代田区)。

 イベント詳細は、同省ホームぺージを参照。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら