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テキサス州で賃貸住宅開発の第2弾/西日本鉄道

「Alexan LC2」完成予想イメージ

 西日本鉄道(株)は9月30日、アメリカ・テキサス州プレイノにおいて、賃貸住宅「Alexan LC2」(総戸数310戸)の開発に着手したと発表した。

 同社現地法人のNNR Realty Inestments USA, Inc.を通じ、三菱商事(株)傘下の北米不動産投資会社であるDiamond Realty Investments, Inc.(以下、「DRI社」)およびDRI社パートナーのTrammell Crow Residentialと共同事業体を組成し、開発を推進。3社で進めている「Alexan Legacy Central」プロジェクトの第2弾となる。

 敷地面積約1万5,200平方メートル、延床面積約2万5,700平方メートル、木造5階建て。居住面積は約50~140平方メートル。総事業費は約65億円。
 単身者、夫婦、小さな子供がいる家族等を主なターゲットに、間取りはスタジオタイプ(ワンルームタイプ)から1~3ベッドルームの4種類・14パターンを用意。共用部は、幅広いライフスタイルに対応するため、コワーキングスペースや会議室、ジム、プレイルーム等を設置するほか、屋外にはプールやバーベキューを行なえるラウンジも設ける予定。

 竣工は2021年12月の予定。入居が一定程度進んだ段階で、22年7月頃、収益不動産事業として機関投資家等への売却を目指す。


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