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商業施設で位置情報ビッグデータを本格活用/JRF他

 日本リテールファンド投資法人(JRF)等の資産運用会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ(株)は20日、(株)unerryと、小売および商業施設運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)などにおいて、連携を強化すると発表した。

 unerryは、DXの推進やIoTサービスの開発を展開しており、日本最大級のリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank(R)」を運営。同プラットフォームは、消費者の行動を屋外はGPS、施設内はビーコンや独自のIoTセンサーでリアルタイムで捉えAIで解析できる。

 両社はすでに商業施設「ラ・ポルト青山」(東京都渋谷区)で、来店客の外食傾向を新型コロナウイルス流行前後で比較調査を行ない、時代の潮流に対応した商業施設運用への対応に取り組むなど、位置情報ビッグデータと組み合わせたマーケティング施策を実施している。

 今後は、運用する商業施設において位置情報ビッグデータの本格活用を開始し、施設運用を強化していく。


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