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「サステナブルなまちづくり」テーマにオンラインゼミ

 東京建物(株)は20日、同社が立ち上げたオープンイノベーション拠点「City Lab TOKYO(シティラボ東京)」が、オンラインゼミ「サステナブルまちづくり概論」を開講すると発表した。

 シティラボ東京は、同社が2018年12月より「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)で展開している、環境を主軸とした持続可能な都市・社会づくりを行なうためのオープンイノベーション拠点。30社以上のパートナー企業やメンターが、まちづくり×サステナビリティに関連するプロジェクトの創出に向け活動している。開設から約1年6ヵ月目で1万2,000人以上が利用し、250以上のプログラムを開催してきた。運営は、都市課題の解決を目的とする施設の運営を手掛ける(一社)アーバニストが担っている。

 「サステナブルまちづくり概論」は、シティラボ東京と、パートナー企業であり地域コミュニティ醸成支援等を手掛けている(株)エンパブリックと共催する。
 企業のサステナビリティ担当者、都市開発に関わる人、まちづくりに取り組む市民などを対象に行なうもので、サステナブルなまちづくりの実現に向け、分野・テーマを超えた基本的な考え方について第一線の研究者、実践者が講義。都心、郊外、地方都市の3つのコースで、「サステナブルな2030年の暮らし」を検討する。講師は、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授の横張 真氏など。受講者が参加しての議論等も実施する。
 開催期間は20年10月29日から21年3月7日。定員は40人、参加費用は3万8,000円(税込み)。

 申し込み・詳細は、webサイトを参照。


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