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宮城県で物流施設を再開発/プロロジス

「プロロジスパーク岩沼1」完成予想パース

 プロロジスは21日、スポンサーを務める日本プロロジスリート投資法人(NPR)が、「プロロジスパーク岩沼1」(宮城県岩沼市)の再開発に着手すると発表した。

 同物件は、2008年10月に竣工したマルチテナント型の物流施設。20年4月に火災で消失したため、NPRは7月より解体撤去工事を開始しており、21年2月頃に工事完了の予定。その後、同敷地に新たな物流施設を再度開発する。

 仙台空港から至近の「岩沼臨空工業団地」内に立地。新たに建設する建物は、鉄骨造地上2階建て、延床面積は5万446平方メートル。従前施設(約4万3,800平方メートル)より面積を拡大する。スロープを新設して大型車両の上階へのアクセス可能にするなど機能も拡充する計画で、搬出入のスピードや物流作業の効率向上を図る。

 建物外周には大型車両が走行でき切る車路を整備し、トラックの待機スペースも十分に確保。さらに、近年増加傾向にある水害を想定した地面のレベル設定を計画し、人命、および入居企業の使用設備、荷物の保護を図る。

 竣工は22年4月の予定。


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