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ハノイで3,000戸の住宅を開発/野村不

分譲住宅の完成予想イメージ

 野村不動産(株)は5日、ベトナム・ハノイエリアの大規模開発事業「Ecoparkプロジェクト」内の分譲住宅事業に参画すると発表した。

 「Ecoparkプロジェクト」は、現地のディベロッパーであるEcopark社(Eco社)が10年以上にわたり手掛けている同国内最大規模のタウンシップ開発。約500haの敷地に、住宅・オフィス・商業施設・学校・公園等の都市機能を整備する。全街区の完成は2030年の予定。

 野村不動産がハノイエリアで事業参画するのは初めて。敷地面積約4万平方メートル、延床面積約30万平方メートル、総戸数約3,000戸の住宅の開発に、コンセプト立案から参画。コミュニティ設計や、日本らしさを生かしたの意匠提案を行なう。竣工・引き渡しは24~25年の予定。

 同社は28年3月までの新中長期経営計画において海外事業を成長分野の一つと位置付けており、28年3月期までに約3,000億円を投資し、利益割合は全体の15~20%まで拡大する方針を掲げている。今後も、ベトナム等の既存進出国での事業拡大や、新たな国への進出を図る。


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