（株）ジェイ・エス・ビーは7日、スタッフの同行不要の内覧サービス「セルフ見学」を開始した。
コロナ感染を懸念して、スタッフ同行による物件見学（内覧）を「敬遠したい」という声が増えているほか、「自分のペースで内覧したい」などといった要望も増えていることから、好きな時間にゆっくり物件内覧ができるサービスとして導入した。
学生マンション見学時の施錠・解錠用の鍵を現地で入手できるIoT鍵ツール「スマサポキーボックス」を全国約1,600棟の内覧部屋に順次設置する。玄関ドアに取り付けたボックス型のデバイスに物理鍵を収納、専用アプリをインストールしたスマートフォンを利用するとボックスが解錠され、中から鍵が取り出せる仕組み。内覧履歴はデータとして記録されるため、セキュリティ面にも配慮されている。
利用者は内覧を予約後、直接物件に行き、現地に取り付けてあるスマサポキーボックスからスマホを利用してカギを取り出して内覧。内覧後は鍵を同社店舗に返却する必要もない。
同社では今後、解錠履歴データを分析し、新規入居者の募集対策等に活用していく計画。