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新築小規模戸建て価格、首都圏は連続上昇

 (株)東京カンテイは7日、2020年11月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,496万円(前月比2.9%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は5,327万円(同4.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇し首都圏の平均価格を押し上げた。神奈川県は3,974万円(同0.2%下落)と3ヵ月ぶりの下落となり、千葉県も3,893万円(同0.3%下落)と反転下落した。埼玉県は3,854万円(同2.3%上昇)と反転上昇している。首都圏全体では平均価格は10月に回復の動きに転じたが、11月もその動きが継続した。東京都が連続上昇するなど、価格水準も本来のレベルに戻った。

 近畿圏は3,340万円(同1.4%下落)と2ヵ月連続で下落。大阪府は3,243万円(同0.7%下落)と2ヵ月連続で下落、兵庫県は3,636万円(同5.1%下落)と反転下落、京都府は3,472万円(同1.1%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。

 中部圏は3,771万円(同2.3%下落)、愛知県は3,939万円(同1.1%下落)と、いずれも3ヵ月ぶりに反転下落した。


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