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秋葉原駅徒歩5分にアパホテル開業

「アパホテル<秋葉原駅北>」外観

 アパホテル(株)は15日、「アパホテル<秋葉原駅北>」(東京都台東区、総客室数181室)を開業した。

 JR各線・つくばエクスプレス・東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅から徒歩5分に立地。鉄骨造地上14階建て。客室は、スタンダードルーム(11平方メートル、1人定員140室・2人定員40室)のほか、デラックスツインルーム(22平方メートル、定員2人)も1室用意した。宿泊料金は、スタンダードルーム1人利用で1万8,000円(税込み)~。
 照明スイッチや空調のリモコン、コンセント等をベッドの枕元に集約し、利便性を向上。空気中の花粉やカビ菌等を無効化し脱臭効果もある「ナノイーX」搭載のエアコンや、通常の浴槽より約20%節水できゆったり入浴できる卵型のオリジナルユニットバスを導入した。

 共用施設として、1階には交通系ICカードやPayPayで決済できる無人のコンビニ「スマートマルシェ」を設置した。

 開業記者発表で挨拶したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は今年を振り返り、「新型コロナウイルス感染症の影響でインバウンドをはじめ宿泊需要が落ち込み、業界的には厳しい1年だったが、当グループは明日開業の<新大阪 南方駅前>も含め、27棟・7,040室を開業できた。ホテル開発は20年、30年先を見据えて行なうもの。今後も一過性の需要増減にこだわらず、事業を進めていく」などと話した。

スタンダードルーム(2人利用)


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