不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

10月の建設総合統計、出来高は1.6%減

 国土交通省は17日、2020年10月分の「建設総合統計」を発表した。

 建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計したもの。同月の出来高総計は、4兆6,584億円(前年同月比1.6%減)となった。

 民間の出来高総計は2兆5,288億円(同7.4%減)。内訳は、建築が2兆1,160億円(同9.1%減)、そのうち居住用が1兆2,804億円(同8.0%減)、非居住用が8,355億円(同10.7%減)。土木は4,129億円(同2.3%増)だった。

 公共の出来高総計は2兆1,295億円(同6.2%増)。内訳は、建築が3,779億円(同1.9%減)、そのうち居住用は510億円(同2.1%増)、非居住用は3,270億円(同2.4%減)。土木は1兆7,516億円(同8.1%増)だった。

 地域別の出来高は、北海道3,952億円(同23.3%増)、東北5,179億円(同1.5%増)、関東1兆5,033億円(同6.6%減)、北陸2,479億円(同2.1%増)、中部5,135億円(同3.7%減)、近畿5,841億円(同2.5%増)、中国2,493億円(同4.0%減)、四国1,421億円(同2.1%減)、九州・沖縄5,050億円(同7.2%減)。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら