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賃貸マンション、神奈川等が全面積帯で家賃上昇

 アットホーム(株)は22日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2020年11月)を発表した。入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義して調査。対象は首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の9エリア。

 平均募集家賃の前年同月比上昇率トップを見ると、マンションでは30平方メートル以下(シングル向き)が「名古屋市」(前年同月比3.5%上昇、11月の平均家賃5万8,046円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「埼玉県」(同4.6%上昇、同7万3,254円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「福岡市」(同4.8%上昇、同8万9,934円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「神奈川県」(同14.0%上昇、同17万9,369円)となった。
 調査9エリアのうち、神奈川県、埼玉県、名古屋市の3エリアが、全面積帯で前年同月を上回った。

 アパートの上昇率トップは、シングル向きが「名古屋市」(同4.4%上昇、同5万2,119円)、カップル向きが「福岡市」(同2.7%上昇、同5万9,369円)、ファミリー向きが「東京23区」(同3.9%上昇、同13万1,242円)。東京23区のファミリー向きは4ヵ月連続で最高値を更新した。


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