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飲食店の倒産が過去最多/TDB調査

 (株)帝国データバンクは6日、2020年における飲食店事業者の倒産動向調査の結果を発表した。

 20年1~12月の飲食店事業者(法人・個人事業者、負債額1,000万円以上)の倒産件数は780件(前年比6.5%増)。前年を48件上回り過去最多の水準となった。

 業態別では、「酒場・ビヤホール」が161件(同24.8%増)と最も多く、次いで「中華・東洋料理店」が105件(同0.9%減)、「西洋料理店」100件(同16.6%減)となった。倒産件数が増加したのは、酒場・ビヤホールの他、「日本料理店」79店(同54.9%増)、「バー・キャバレーなど」69件(同9.5%増)など。

 負債規模別に分類すると、「5,000万円未満」が620件で、全体の約8割を占めた。負債50億円以上の倒産は8年連続で発生しなかった。


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