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三井不、建築・土木分野の技術を集約した新会社

 三井不動産(株)は14日、同社100%出資の総合技術支援会社、三井不動産エンジニアリング(株)を4月1日付で発足すると発表した。

 同社やグループ会社で専門分化してきた建築技術及び土木技術の組織・要員を一元化・集約し、技術部門のさらなる強化を図ることが目的。

 同社は、「建築・土木分野の技術力」を不動産業界における重要な差別化要素と位置づけ、固有の技術ノウハウの充実を図ってきた。近年、不動産開発プロジェクトが大規模化・複合化・複雑化し、次世代スマートシティやSDGsへの対応等新たな社会的要請に基づく新技術開発へのチャレンジテーマも増加していることを受け、組織の集約・再編を伴う新会社設立に踏み切った。

 新会社は、三井不動産アーキテクチュラル・エンジニアリング(株)に在籍する建築技術スタッフを格に、全国各都市での都市計画・開発許認可・基盤整備等を多面的に技術支援している三井不動産の担当部門からも、土木技術スタッフを移籍する。


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